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2009年11月2日

B106大天使 ラツィエル

大天使ラツィエル/B106 Archangel Ratziel



「ペールミスティオリーブ/ペールミスティヴァイオレット」


◆その色
 私の目にはこれはとても柔らかいコンビネーションで、上下二層のミスティの質が、
闇ではなく光に秘められた深さの感じを与えます。
オリーブは、成長に向かう色、自分の道を見つけ、生きるための色です。
ヴァイオレットはヒーリング、変成であり、このボトルの場合はさらに
錬金術的変はじめて下層を見たとき、私はこのヴァイオレットの深みから
何かが生まれてくる可能性を、ちょうどディープマジェンタから潜在可能性が生まれるように、
この霧のなかから何かが浮上してくるような感じを受けました。



このボトルには、隠れた補色、イエローとヴァイオレットが含まれています。

しかし、通常ならこの二色は互いに対立するところですが、このオリーブは成長と
和解を許容します。ブルーに向かって成長しています。
内面からの目的意識の感覚です。


◆シンクロニシティ


「別離、そして我が道をゆく」

B105は、協力し一緒に仕事をすることととても関係があります。
このボトルが誕生する直前の数日間、私の人生で特に職業的なある関係で
別れがあったようなのですが、しかし、わたしにとって驚きでありまた新鮮だったのは、
それがポジティヴにまた解放的に感じられたことです。



私は他の人びとが自ら望む道をまっしぐらに突き進んで前進することを理解しました。
私には許可とコンセンサス(合意)を待つ傾向がありました。
このボトルの誕生に至る最後の数日間は、私はもうただ自分が望むままに
前進すべきときなのだと考えていました。
このなかにあった私にとって非常に役立つ思考とは次のものです。


「それは私が他の人や他の状況に反対だということではなく、ただこれ(自分
自身のいちばんの関心)に賛成だというにすぎない」



この思考は、B102の誕生とツインタワーへの攻撃のあと広く行き渡った思考、
つまり「あなたは我々の味方であるか、彼ら(テロリスト)の味方である
かのどちらかだ」とは非常に違っています。

ここでは、個々人の視点を許さない選択をしなければなりませんでした。
階層的忠誠心に基づく二極化した世界を生んだ思考です。
この新しいボトルの色が、B102(ディープオリーブ/ディープマジェンタ)のなかに
隠れていることに注意してください。


この新たな思考は非常に人を力づけ、人生に踏み出すオリーブの質のエッセンスにまで進みます。
他人の許可(ブルー)やグループの合意(オレンジ/コール)を超えて行くには、
勇気と意欲が必要です。カラーローズでは、ブルーとオレンジが一番上と一番下に
補色として現れることは印象的です。
しかし、オリーブは、カラーローズではブルー/オレンジ軸と90度の位置に現れます。


占星術ならこれはグランドクロスと呼ばれるでしょうし、それは基本構造です。

偶然私は今朝オーストラリアのディストリビューターであるマーグ・サイモンと話していたのですが、
彼女にとってオリーブは(垂直的というよりむしろ)
水平的リーダーシップだと言っていました。



私にとっても、カラーローズにおけるこのグランドクロスのオリーブは、
それを追認する形です。私たちはみな自分の人生を生きる自由をもっており、
自分の上には誰もいないという考えです。
これらすべてから、この大天使が個人的な力づけに関わるというマイクの言葉が、
私自身の体験と強く共鳴することに気づきます。


国際的には現在クルド人が再び独立国の権利を求めているというニュースが
ります。またヨーロッパでは、大ヨーロッパ圏を創出しようという
再度の試みがあり、人びとにこの投票権を与えるべきではという疑問が起こっています。
これらの問題はともに共同性と個人主権との緊張関係の例です。



ところでわが家の息子の現在三歳のダニエルですが、
ついに自分の寝室を持つことになりました。
彼は今や私たち(両親)の部屋で寝ることから、
自分の寝室をもちそこで寝ることに向かっています。
ある晩はこちらで、ある晩は向こうで寝ています。
一緒にいることと独立との新しいバランスを探しているところです。



◆生きた手本



最後にひとつ。イギリスに新しいヒーローが生まれました。
レーシングドライバーのルイス・ハミルトンです。昨夜彼についてのテレビ番組があって、
そのなかで私の記憶に残ったとがあります。
「彼は自分の高速運転能力を神からの贈り物と感じており、それを使おうとしている」。


メルセデス・マクラーレン・チームには彼の先輩のフェルナンド・アロンソがいます。
アロンソはこれまで二回ワールドチャンピョンになっています。
ハミルトンは、今年このトップレベルスポーツに初参加です。
今年は自分の後輩が脅威となったことに、アロンソはプロとして非常なショックを受けた
と言われています。しかしハミルトンは遠慮しませんでした。
彼は二着になるためではなく、優勝するためにレースをしたのです。


彼の行動はチーム内のヒエラルキーの不文律を破壊するものです。
アロンソが過小評価していたのは、特にルイス・ハミルトンの
目的意識だったと言われています。
他の誰かに勝つためではなく、自分自身のために最善を尽くすという彼の目的意識です。
自分はこの天分を贈られており、その成就のためにできる
限りのことをするのが自分の仕事だと、ハミルトンは感じているのです。



私には、これがこの新しいエネルギーの鍵だと思われます。
私たちは全員が天分を持っており、生きるべき人生を持っています。
それを敬い、それを成就するのは私たち次第です。
そうすることが解放なのです。それは他の誰かに敵対することではなく、
自分の可能性に味方することです。

訳 和尚アートユニティー「オーラソーマ通信」掲載

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